ガールズバンドクライはすごいアニメ！

ガールズバンドクライはすごい挑戦をしています！

「すごいアニメ」という枠なら間違いなく「ガールズバンドクライ」は見ていただきたいアニメです！

というのも、反骨心の塊である主人公たちと、ロックと、新しい作画が全部融合して作り上げた世界がすごいんです。

フル3DCG、新しい質感のイラストルック

トイストーリーから始まったフル3DCGというのは珍しくは無いんですが、挑戦している点としては「イラストルック」という描画手法で、今までのフル3DCGとは質感が異なっています。初期の頃の3Dアニメはやたら光沢があったりしましたが、まるでコピックで塗ったような質感があったりと、新鮮な絵柄になっています。

２４コマ打ちで表現力がすごいガールズバンドクライ

映画は１秒間に24コマのフィルムを映写機で流していました。アニメも1秒24コマが基本になりましたが、それだと作画が大変です。ですので、基本的に１秒間に8枚の原画を3回映して合計１秒24コマのアニメーションにしていました。動きが速いシーンは1秒12コマの作画をしたりしていました。

ガールズバンドクライは１秒24コマで作画をしています。なので動きの速いシーンでも今まで見たことのない滑らかな動きをします。「今までの経験値を捨てた」チャレンジだと思います。ちなみに上のカットは「主人公が牛丼に感動するシーン」吉野家が全面協力しています！（なお、吉野家の吉は下の線が長い吉です）

特にライブシーンは自在なカメラワークで迫力がすごいです。

アニメに先行して実際にバンドを作り、キャラクターの声優をやっている

バンド活動を先行して始めたメンバーがそのまま声優をしています。バンド名は「トゲナシトゲアリ」作中のバンドと同じです。みんな声優としては新人です。だからこそ、その雰囲気を活かしたい！というチャレンジの気持ちがすごく伝わってきます。

そして、その挑戦的なアニメ作りと挑戦的なストーリーがシンクロしています。

見て損はないです！きっと何かを感じると思います！終わり方からして、第２期もありそうです！