鬼舞辻無惨はどんな人物?
鬼舞辻無惨とはどのような人物なのか、振り返ってみましょう。
無惨は生まれた頃から死が身近にありました。
というのも、無惨は生まれたときに呼吸も脈もなく、死産として扱われた経験があるのです。
産声をあげたのは、なんと火葬の直前。
その頃から病弱な身体で、20歳まで生きることができないとまで言われてしまったのです。
そんな無惨を救おうとした善良な医者がいたのですが、無惨はこれを殺害。
ですがその医者の投与した薬の効能か、無惨の容態はみるみる回復していきます。
しかし、容態が回復したのと同時に、無惨は日の光を浴びることが出来なくなってしまい、ついには人喰い鬼へと変化してしまったのです。
鬼となった無惨は、仲間を増やしながら1000年以上もの月日を生きます。
強靭な肉体を手に入れた無惨の望みは、太陽を克服し、完全な存在となることでした。
性格はというと、名前から想像ができるように、残忍で冷酷な人物です。
部下の鬼を平然と次々と殺します。
「パワハラ上司」はもはや、公然の事実と言っても過言ではないでしょう。
鬼舞辻無惨の死因は?
様々な戦いを乗り越え、炭治郎率いる鬼殺隊は、鬼舞辻無惨と最終決戦を繰り広げます。
そして結果、無惨は敗北し、死を迎えます。
ではその死因とは?どのように死んでいったのかをご紹介していきます。
まず、無惨は戦前に珠世という登場人物によって4つの薬を打たれています。
珠世も鬼なのですが、人の心を持っており、とても優秀な医者です。
珠世の打った薬には
『人間化』
『1分に50年老いる』
『分裂を阻害する』
『細胞を破壊する』
という効果があり、『人間化』以外の効果が無惨を窮地に追いやります。
それに加えてダメージを与えたのが、継国縁壱の付けた古傷です。
薬の効能で身体が老い、回復力が無くなっていた無惨。
縁壱が何百年も前に付けた傷は癒えることなく、この時になって無惨を苦しめます。
最後のとどめとなったのは、天敵の太陽でした。
戦いの過程で無惨は巨大化し、炭治郎をその肉体に閉じ込めます。
そんなところで差し込んだ太陽の光。
最強と言われた無惨もその光に耐えることは出来ず、消滅してしまいます。
しかしこのまま終わる無惨ではありませんでした!
戦いで死んだと思われていた炭治郎に、血と力を注ぎこんで生き返らせ、自身の想いを託したのです。
炭治郎にすがりつく無惨
さて、鬼舞辻無惨に血を注がれてしまった炭治郎。鬼となり、鬼殺隊を苦しめます。
鬼が苦手とする太陽の光をも克服した、最強の鬼。
まさに無惨が望んでいた存在に成り遂げてしまったのです。
しかし、そこはやはり炭治郎。
仲間たちや過去に死んでいった柱たちの支えのおかげで、無惨の洗脳から立ち直ります。
そして、最後に炭治郎の手を取って引き上げたのが、妹、禰豆子の存在でした。
無惨は最後の最後まで炭治郎にすがり付き、自身の想いを託そうとします。
しかしその願いも虚しく、炭治郎は鬼から人間へと戻るのでした。
その後の炭治郎は?
炭治郎はこの戦闘でボロボロになったのは確か。腕はやせ細り、しわしわに。
上げ下げは出来るものの感覚が無くなってしまいます。
また、目も元の形に戻ったものの、全く機能しなくなってしまいました。
こんな痛手を負ってしまった炭治郎ですが、その顔には笑顔が。
最後に、、、
今回はラスボス、鬼舞辻無惨の最後についてご紹介をしました。
生まれながらにして死が身近にあったために、生きることへの執着心が強くなってしまったことを思うと、
無惨に同情の念を抱かざるを得ないなとも考えてしまいます。(イヤ、やはり同情できないかな)
その辺りの考察を周りの方々と話してみるのもおススメです!
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