蟲柱・胡蝶しのぶが使う蟲の呼吸。
鬼殺隊が鬼を倒す際に用いる呼吸には、炎・水・風・岩・雷を基調とし、様々な種類の呼吸があります。
では蟲の呼吸とは何の呼吸から来ているのか、そして登場した蟲の呼吸の型すべてを見ていきましょう!
胡蝶しのぶが使う蟲の呼吸とは?
冒頭にも述べたように、鬼を倒すための「呼吸」は炎・水・風・岩・雷が基本ですが、「蟲」はその中にありませんよね?
実は、これら全ての呼吸は「日の呼吸」から派生したもので、そしてこの5つからもさらに呼吸が派生していきます!
胡蝶しのぶの扱う蟲の呼吸とは、しのぶの姉のカナエが使っていた「花の呼吸」から派生したものです。
この「花の呼吸」は「水の呼吸」から派生したものなので、水→花→蟲と派生していきました。
呼吸は使う剣士によって変化していき、しのぶも自身の「切らずに突く」というスタイルに合わせた呼吸を使っています。
他の柱みたいに「切る」には筋力が足りず「突き技」に特化した呼吸で、
他の呼吸は「〜ノ型」と言いますが、蟲の呼吸は「〜ノ舞」です。
蟲の呼吸の型一覧!
それでは一覧にしてみていきましょう!
蝶の舞・戯れ
まず最初は、しのぶが初登場した那田山蜘蛛山にて使っていた舞です。
「蟲の呼吸・蝶の舞・戯れ」
(アニメ20話、漫画5巻41話)
累の姉役の鬼と対面した際に使った呼吸です。
こちらはアニメにも登場していましたね〜〜、綺麗だった!
鬼の目にも止まらぬ速さで、すれ違いざま剣に仕込んでいた毒を何度も打ち込んでいく技です。
「突き」に特化した胡蝶しのぶにかかれば、突く力だけで岩も砕くことができるんだとか、、、
蜂牙の舞・真靡き
「蟲の呼吸・蜂牙の舞・真靡き」
(漫画16巻141話)
姉を殺した仇の童磨と対面し、不意打ちで繰り出した技です。
前方に跳びながら刺突くこの技。
「蝶の舞・戯れ」のように相手を仕留める、と言うよりは速度重視の弱攻撃といったところでしょうか。
これには童磨も対応できず、目を刺されます。
蜻蛉の舞・複眼六角天
「蟲の呼吸・蜻蛉の舞・複眼六角天」
(漫画16巻142話)
童磨も対応できないほどの速さで、一瞬の間に6回毒を叩き込む舞(技)です。
これを喰らった後、童磨は「今まで会った柱の中でいちばん強い」と発言。
先ほどの蝶の舞よりも回数が多く、殺傷力は増します。
しかし童磨は体内で毒を吸収・分解してしまうため、これだけで倒すことはできませんでした、、、
蜈蚣の舞・百足蛇腹
「蟲の呼吸・蜈蚣の舞・百足蛇腹」
(漫画16巻142話)
「四方八方にうねり、橋を割るほどの踏み込み」と童磨も驚いていたこの技。
蟲の呼吸の中では唯一、「刀を突くこと」よりも「足運び」に注目した技かと思われます。
(水の呼吸・玖ノ型「水流飛沫・乱」みたいな感じ?)
うねることによって敵の目を惑わしつつ近づくこの技。
これによりで童磨の懐に入ることができ、童磨を天井へ突き刺します!
一見「勝った!」かと思われる描写ですが、渾身の一撃・そしてそれに込めた特製の毒も童磨には効かず、この後に殺されてしまいます、、、
童磨に毒が効かないのは本当にやるせないですよね、、、
最後に、、、
今回は蟲柱胡蝶しのぶの蟲の呼吸についてまとめました。
蟲の呼吸は突きに特化した、花の呼吸から派生した呼吸です。
首を切ることができず、しかし鬼を殺す毒を編み出したしのぶが考えた独自の呼吸。
可憐で綺麗で、しかしながら凛として美しい、しのぶにぴったりの技だと思いました、、、
アニメではまだ「蝶の舞」しか出てきていませんがとても美しい描写だったので、残りの3つの蟲の呼吸の型もぜひアニメで見てみたいですね!
胡蝶しのぶにかんして、もう少し知りたいというかたはこちらからどうぞ!
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