猗窩座の過去がかわいそう…【父親思いの優しい少年】

笑顔を浮かべながら人を殴る戦闘狂とおもわれる、上弦の参・猗窩座。

そんな彼の過去（人間時代）ですが、ひどく悲しいものです、、、

父親思いの少年である猗窩座の過去と、彼が鬼になった理由についてご紹介いたします！

猗窩座の人間時代の名前　／　父親の病

猗窩座は鬼になる前、病気の父親に薬を買うため、盗みを働いていました。

そのため度々ご奉行に捕まり、腕の入れ墨はその際についたものです。

ちなみに猗窩座の鬼になる前の名前は「狛治」

狛治が盗みを働くため、父親は「人から盗んだもので生きたくない」と自殺してしまいます。

貧乏だったため薬も変えなかった狛治は父親が死んでしまったことにより、悲しみ怒った狛治は大暴走。

街で暴れまくっていた狛治は、わずか１１歳にして大人７人を気絶させてしまいます。

その時門下生がいない道場主・慶蔵に殴られて止められ、拾われます。

罪人の入れ墨がついた狛治に対し「罪人のお前はボコボコにしたから大丈夫」とにっこり笑い、一度救われました。

猗窩座と「恋雪」の出会い

道場主・慶蔵の娘・恋雪。

その恋雪は狛治の父親に似ており、病気で布団から中々出れない身体でした。

しかし彼女は慶蔵に殴られた狛治を心配するほど優しく、キレイな少女です。

 

病気の父親の面影を感じて、似たような看病をする狛治。

元々狛治はつきっきりの看病に慣れているため苦痛には感じておらず、空いた時間には訓練をしっかりこなしていました。

一緒に花火大会に行こうと遠回しに言っており、泣くこと以外は恋雪の事は面倒に思っていません。

 

拾われた3年後、狛治は１８歳・恋雪も16歳となり、元気になって普通に暮らせるようになりました。

また慶蔵に道場を継いでくれと言われ、恋雪も狛治のことは好きだと言っています。

ようやく人生をやり直せるかも！　と思った矢先。

狛治に第二の悲劇が待っていました、、、

猗窩座を襲った二度目の悲劇

狛治が墓参りに行って戻ってきた時、二人は井戸に毒を盛られて殺されてしまいました。

狛治と約束した花火大会も行って喜んでいた恋雪。

 

 

その後に、狛治は殺された二人のため毒を盛った剣術道場の６７名を、素手で頭部破壊・内臓破壊をして殺しています。

遺体はほぼ原型もなく、地獄絵図でした。

 

その時に、鬼が出たと噂を聞きつけた鬼舞辻無惨により、狛治は鬼になりました。

 

鬼になった狛治は記憶をなくし、強さを求める事にしました。

生みの親も育ての親も亡くし、本当に大切なものを守りきれず、ただ無意味な殺戮を繰り返した、、、

殺しを認めることはできませんが、なんとも可哀想な過去ですね、、、

走馬灯により、記憶を取り戻した猗窩座

頭を破壊しても動いた猗窩座は炭治郎に殴られ、慶蔵に殴られた記憶が蘇った猗窩座は自害します。

その時の彼の表情は穏やかで、炭治郎が感謝の匂いを感じ取っていました。

 

死んだ世界で猗窩座は父親・慶蔵・恋雪に出会いますが、その時に無惨も登場。

「強くなりたいのではなかったのか」と問い詰められるものの、

恋雪に迎え入れられた猗窩座は、「人としての死」を選びました。

狛治としての記憶と心を取り戻し、恋雪に謝罪をします。

「　おかえりなさい　あなた　」

 

婚約を迎える前に亡くなった恋雪に言われた、初めての「あなた」

死んだことにより狛治は救われたように感じました、、、

最後に、、、

猗窩座の過去についてご紹介いたしました。

正直、ここは何回読み返しても泣いてしまいます、、、

天国にはいけないかと思いますが、なんとか恋雪達と支え合い、守り合いながら過ごして欲しいですね。

 

猗窩座に関してもう少し知りたい、というかたはこちらをどうぞ！

カテゴリー：【鬼滅の刃】鬼

猗窩座の技・全集!【血鬼術「破壊殺」】

猗窩座という名前の由来は？意味は？

それでは今回はこの辺りで、、、