不死川実弥は鬼殺隊・風柱であり、好戦的な性格で鬼に対して人一倍強い敵意を向けている男です。
そんな、実弥の過去に今回は注目していきます。
実弥は、元々はここまで好戦的な性格ではありませんでした。
しかし、過去のとある可哀想な出来事から、実弥は家族想いな兄から変わっていきます。
兄弟の過去【実弥と玄弥】
実弥が小さい頃のこと、家には暴力を振るう父親がいました。
しかし実弥の母親が、いつも小さな体で子供たちを父親から守っていました。
その父親が人に恨まれて殺され、長男である実弥と次男である玄弥はある約束をします。
「家族は俺たち二人で守ろう」
しかし、ある日の夜、なかなか母親が家に帰らず実弥は外に探しにいきました。
しばらくして、家で弟たちと待つ玄弥のもとに「狼」が襲いかかってきます。
弟たちは一瞬にして殺されてしまい、玄弥も殺されるかと思われたその時。
実弥が駆けつけ狼と共に外に飛び出していきました。
玄弥も医者を呼ぶため外に出ると、そこには倒れた母親と血まみれの実弥がいました。
狼だと思っていたものは、鬼となった母だったのです。
しかし、混乱していた玄弥は、実弥に「人殺し」と罵ります。
これが、実弥と玄弥の壮絶な過去です。
でも、兄弟のためにここまで戦える実弥は、とても家族想いな少年ですね。
実弥が柱になるまで
母親を殺した後の実弥は、鬼を自力で狩る生活を送っていました。
山程の刃物で武装し、鬼を捕えて陽の光で焼き殺すという荒業で鬼を狩っていたのです。
その生活を続けているうちに、鬼殺隊に出会い『粂野匡近』という隊員に育手を紹介されます。
鬼殺隊に入隊し匡近と兄弟のように仲良くしていた実弥ですが、その幸せも長くは続きません。
下弦の壱と戦い倒しましたが、匡近は死に実弥だけが生き残り、柱となりました。
大切な家族をほとんど失った実弥は、今度は友人を失ってしまいます。
実弥の過去は可哀想な出来事ばかりです。
不死川実弥と産屋敷との出会い
柱となった実弥は、柱合会議に出席。
そこで実弥は産屋敷耀哉に初めて出会うのです。
他の隊士達が跪く中、実弥は産屋敷に反抗的な態度をとります。
匡近の死もあり、前線で戦わない産屋敷が気に入らなかったのです。
しかし、産屋敷はその態度も許し、亡くなった匡近のことも覚えていました。
産屋敷から匡近の遺書を受け取り読んでみると、実弥と同じように弟のことを想う匡近の気持ちが綴られていました。
産屋敷のことを慕う気持ちは、この出来事があったからなんですね。
最後に、、、
不死川実弥の過去は、壮絶な出来事ばかりで、読んでいると可哀想な気持ちになります。
でも、今の実弥はこれらの出来事があったからこそ、強くかっこいいのだと思います。
実弥は、今も昔も誰よりも家族想いな兄のようです。
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