鬼滅隊員のなかでも指折りの力を持つ柱の一人、伊黒小芭内ですが、彼は何故かずっと口を隠しています。
その理由ですが、お洒落でもなんでもなく実は「傷を隠している」ということが判明しました。
今回はそれについてまとめていきます!
(なお、この記事では単行本19巻以降のネタバレを多分に含みます。アニメ派・単行本派の方はその点を御留意の上、ご覧ください。)
伊黒小芭内について軽く紹介
伊黒小芭内(いぐろおばない)は鬼滅隊の中でも最も強い「柱」の一人。
水の呼吸の派生である、「蛇の呼吸」の使い手です。
外見は口を包帯で覆っており、首の周りに白い蛇を巻き付けています。
この蛇は「鏑丸(かぶらまる)」という名前で、戦いの際に小芭内と視覚の共有もできる相棒です。
目が、珍しい左右違った瞳の色をして、これはオッドアイと呼ばれるものだそうです。
性格は、恋柱・甘露寺に「相変わらずネチネチして蛇みたい しつこくて素敵」と言われていたくらいですので、ネチネチした暗い性格だと思います。
伊黒小芭内が口には何がある?
小芭内が口元を隠している理由には、彼の経験した凄惨な過去がありました。
今回は簡潔に説明しますが、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ
伊黒小芭内の生まれた家は、人々から奪った金品で生計を立てている一族でした。
彼の家系は代々女の子しか生まれず、小芭内が生まれたのがなんと370年ぶりの男の子だったというのです。
大事な男児として育てられるのですが、なぜかずっと座敷牢に入れられて育てられるという不自然さがありました。
12歳の時、突然座敷牢から出された小芭内は、豪華できらびやかな部屋へと通されます。
そこに鎮座していたのは、小芭内が口元を隠す原因を作る、下半身が蛇のような女の鬼。
小芭内の一族は、この鬼が殺した人々から奪った金品で生計を立てていたのです。
そして、その対価として自分たちが産み落とした赤ん坊を、赤ん坊が好物の鬼のために生け贄として捧げていました。
小芭内は370年ぶりの男児、そしてオッドアイという珍しい瞳をしていたために、食べる量を増やすために12歳まで生かされ、その後も育てられていきます。
この時、悲劇が起きました。
鬼は自分と同じように口を揃えると言い、小芭内の口の両端を裂き、あふれ出た血をお椀に注ぎ、飲んでしまったのです、、、!
伊黒小芭内はなぜ口を隠してる?【想い人へは見せられぬ傷
戦いが日常的に起こる「柱」たち。
風柱・不死川実弥や岩柱・悲鳴嶼行冥のように傷をそのままにしていてもおかしくはないですが、伊黒はずっと隠しています。
その理由としては、「想い人である甘露寺に見せたくないから」だと思います。
自身の凄惨な過去から自身には汚い血が通っていると考えており、純粋な甘露寺のそばにいることすら憚られる、と思っていました。
最後に、、、
「無惨を倒して死にたい。
そして鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える。」
そう思って無惨との戦いに身を投じていくのでした、、、
、、なんとか報われて欲しい!
甘露寺と伊黒小芭内の恋の行方も合わせて楽しんでみていきたいと思います。
伊黒小芭内についてもう少し知りたい、という方はこちらからどうぞ!
それでは今回はこの辺りで、、、
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