炭治郎をはじめ鬼殺隊の隊員は自分の刀、『日輪刀』を所持しています。
日光以外で唯一鬼を殺すことができる武器として、作中にて紹介されている日輪刀。
今回はその中でも主人公・炭治郎の日輪刀を作る刀鍛冶について紹介していきます!
炭治郎の刀ってどんなもの?
鬼殺隊員たちは選別試験が終わった直後に、いくつかある「猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)」の中から好きなものを選ばされます。
- ・猩々緋鉱石
- ・猩々緋砂鉄(しょうじょうひさて)
この二つを用いて作られるのが日輪刀。
そして冒頭にも述べたように、この世で鬼を倒すことが出来る唯一の武器です。
(普通の鉄でできた刀や、クワなどの武器では首を切っても鬼は死にません)
炭治郎も選別試験終了後、禰豆子と鱗滝さんの元へ帰ってから15日経った頃に日輪刀を手に入れました。
炭治郎の元には刀鍛冶が自ら日輪刀を持参。
別名を「色変わりの刀」と呼ばれており、持ち主の特性によって色が変わる不思議な刀です。
刀鍛冶は、炭治郎の目を見て”赫灼の子”だと判断し、刀身が赤く染まることを期待したましたが、実際は黒く染まってしまいました。
基本的に全集中の呼吸ができ、その呼吸に合った色が出ることが刀との相性がいいとされておりますが、炭治郎の刀は黒く染まってしまったのでした。
黒色は前例があまりなく、持ち主の特性もよくわかっていないとのことで、これには刀鍛冶も激怒(笑)
これが炭治郎の1本目の日輪刀となるのでした、、、
炭治郎の刀鍛冶とは??
炭治郎の日輪刀を作った刀鍛冶の初登場は第9話。
笠をかぶっており、その傘にはいくつもの風鈴がついております。
異様な雰囲気を持つ刀鍛冶で、名前を鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)と言います。
刀を持ってきたため炭治郎は家の中に招き入れようとしますが、話を聞かず淡々と説明を続けてしまう鋼鐵塚さん。
鱗滝さんが「相変わらず人の話を聞かん男だな」と言っている様子から、二人は旧知の仲で、鋼鐵塚は昔からせっかちで人の話を聞かない人なんでしょうね、、、
炭治郎の刀が勝手に赤く染まるだろうと思っており、黒くなったことで不機嫌にもなる、落ち着きのない癇癪持ちな面もあります。
年齢は37歳。子供みたいな37歳ですね。
それもそのはず、この男、2歳にして両親をノイローゼにしてしまい、里長に育てられるという驚きの過去を持っている、本当に変わった人なのです。
自身の打った刀にこの上ないほどの愛情を持っており、炭治郎にも「刀を折ったら殺す」というほど。
炭治郎は鬼狩りの任務(那田蜘蛛山編)の途中で刀を折り、破損させており、鋼鐵塚に怒られております。
炭治郎が刀を紛失した際(無限列車編)には、包丁を頭に2本八つ墓村スタイルで刺し、その他に2本両手に持って追いかけ、
(笑)
このようなシーンからも、自身の打った刀への愛情がどれほど深いかが伺えます。
この際に持っている包丁は鋼鐵塚自身で作った包丁だと言い、斬れ過ぎて料理には使えないほどであるというから驚きですね!
鋼鐵塚蛍って実は優秀!!
偏屈で変わり者でせっかちな鋼鐵塚ですが、刀鍛冶としては超一流です。
それが分かるエピソードがこちら。
炭治郎と小鉄がカラクリ人形との修行を終えると、中から1本の刀が。
二人が呆然としているときに突然上半身裸で現れ、「俺に任せろ」の一点張りで持ち去ろうとします。
もちろん、炭治郎と小鉄は止めようとしますが、
「鋼鐵塚家に代々伝わる日輪刀研磨術で刀を研いでみせる」
と二人を説得し、刀を持ち帰ります。
上の画像はその刀を研いでいるシーンなのですが、実はこのとき、刀鍛冶の里を上弦の鬼が2体で襲撃しており、かなりのピンチだったのです。
しかし鋼鐵塚は刀を研ぐことに集中しており、その他のことには目もくれません。
そんな鋼鐵塚に上弦の伍・玉壺も怒り、攻撃をします。しかし、どんなに攻撃を受けても、片目をつぶされたとしても刀を磨き続ける、超人的な集中力を見せるのです。
その際にひょっとこのお面が割れて素顔が明らかになるのですが、これがイケメン!
意外な素顔とはこのことですね。
結果この刀は、研磨の途中でもう一体の上弦の鬼を倒すために、時任無一郎が炭治郎に投げ渡してしまうのですが、また最初から磨きなおして炭治郎の元に届けております。
この刀が、後に炭治郎が日の呼吸を使った際に赤く染まる刀となるんですね。
最後に、、、
鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)。
いかがでしたでしょうか。
まとめますと、素顔はイケメンですが、性格に難ありの独身の37歳です。
しかし、職人としての腕は超一流。
正確に難があったとしても、腕がたてば重宝されるという鬼殺隊を素で体現したような人物でした。
以上で炭治郎の刀鍛冶、鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)の紹介とさせて頂きます。
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