今回紹介するのは伊之助こと「嘴平伊之助」、猪の頭の被り物を被った少年です。
第3巻で初登場し、そこからは炭治郎・善逸と行動を共にします。
今回は伊之助の過去、それが判明した巻数・話数、そして知られざる両親について紹介していこうと思います。
嘴平伊之助って何者!?
嘴平伊之助、自らを猪に育てられたのだと言い、(冒頭に述べたように)猪の頭の被り物を被った少年です。
猪に育てられたのに何で言葉をしゃべれるの?と思った人も多いのではないでしょうか。
その理由を含め、伊之助の不思議な過去を紹介していきます。
ちなみに当サイトでは他にもキャラクターの過去を紹介した記事があります。興味がある方はぜひどうぞ!
初登場は第3巻。禰豆子の鬼の気配に気づき、禰豆子の入った木箱を攻撃しようとします。
やはり、野生のカンがすごいんですね。
しかし、その攻撃を善逸に阻まれ、その後合流した炭治郎にあばらを折られるケガを負います。
それから、炭治郎・善逸・伊之助の3人での行動が多くなっていくのでした。
伊之助の育ての親は!?
伊之助の育ての親は、伊之助の言う通り「猪」です。はい、本当に猪です(笑)
ちなみに炭治郎や善逸のように人間の師のもとで戦い方は学んでおらず、伊之助のつかう”獣の呼吸”は伊之助が自分で考え編み出した、我流だそうです。
猪に育てられた人間なんて聞いたことはないですが、鬼滅の刃では下画像のように「母猪が自分の子を亡くしてすぐだったかもしれない」と憶測しております。
伊之助の過去は何巻/何話に載ってる?
伊之助の過去が明らかになるのは、88.5話(10巻の番外編)。
猪に育てられた少年の過去に焦点をあてた回が88.5話です。
冒頭から、猪に育てられた人間がなんで喋れるんだよ、という疑問にツッこんでくれております。
伊之助の言葉の習得にかかわっているのは、「たかはる」という青年と、その祖父です。
たかはるは祖父と二人で暮らす働き者のとてもやさしい青年ですが、育ちも悪く口も悪いです。
その口の悪さが伊之助にうつったのでしょうか。
祖父は伊之助に餌(おかき)を与え、百人一首を使って、言葉を教えてくれたのでした。
たかはるは言葉を覚えるわけがないと言って、伊之助を追い払おうとします。
「シッシッ!!どっか行けうちに来んな!!」 すると、、、
「シッシシッシうるせぇんだよ!!こんのタコ助が!!」
突然伊之助は喋りだしました。
伊之助はそんな優しいたかはるとその祖父によって、人間になれたんですね。
伊之助の本当の親はどうしたの?
伊之助の本当の親、それが明らかになるのは160話です。
上弦の弐である「童磨」との戦いの中で、童磨が伊之助と何処かで会っていると言い出します。
童磨は昔より、極楽教という宗教団体の長であり、かわいそうな人々を保護していました。
伊之助の母親「琴葉」は、旦那に毎日殴られ虐待をうけていたため、生まれたばかりの子供を連れて、童磨に保護されたのです。
その母親の顔と、女の子のような伊之助の顔が瓜二つだと言うのでした。
さらっと言いましたが、この「琴葉を毎日殴っていた旦那」が伊之助の父親です。名前は明らかになっていません。
保護して食べないつもりだったと童磨は言いますが、あるとき信者を喰っているのがバレて、逃げた母親を殺して食べたということでした。
母親は崖に追い詰められて「ごめんね」と伊之助に謝りながら伊之助を崖の下に落としたのでした。
川に落ちた伊之助は運よく生き、川に流され猪に拾われたということでしょう。
最後に、、、
鬼狩りとなった伊之助が、母親を殺した鬼・童磨と出会うことができるなんて奇跡ですね!
鬼狩りになって復讐をすることが運命のようにも感じます、、、
そして、他の鬼殺隊員と同じように伊之助にも悲しい過去があるキャラが多いです。
気になった方はこちらからどうぞ!
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