猗窩座(あかざ)というのは、鬼の中でもかなり強い部類に入る『十二鬼月』の中の「上弦の参」です。
なんといっても炎柱である煉獄杏寿郎が、猗窩座に殺された時はかなりショックでしたね。
勝手にメインキャストは死なないと思い込んでいたので、「え!?杏寿郎死んだの?マジで?」って放心状態になりました。
かなり手ごわいだけあって、戦いも長期戦ですし、なぜ鬼になったかという物語も涙なしには読めないほど悲しいものでした・・・
そんな猗窩座の名前の由来や意味、人間の時の名前についてもご紹介していきたいと思います。
猗窩座が人間の時の名前は?
猗窩座が人間の時は「狛治(はくじ)」という名前です。
生まれたときから歯が生えていて、暴れん坊で罪を何度も繰り返したので、「鬼子」なんて呼ばれたりしてました。
あまりにも何度も捕まったので、罪人の証である入れ墨を腕に3本も入れられちゃったんですね。
でも、意味もなく罪を犯していたわけではなく、病気の父親に薬を買ってあげたくて、お金が欲しくて人の財布をスっていたんです。
まわりに助けてくれる大人がいたら、また違っていたんでしょうね。もともとはいい子なんだから・・・
猗窩座という名前の由来や意味は何?
猗窩座という名前がなぜついたかについては、漫画の中には出てこないので、読み手が想像するしかないんですよね。
日本語に猗窩座という単語言葉自体がないので、漢字一文字ずつに意味があるのかもしれません。
猗・・・いくつか意味はありますが「去勢した犬」というのが当てはまりそう。
窩・・・「あな」「すみか」「身をかくす」などあります。
座・・・これはそのまま「座る」の意味でしょう。
師匠に「狛治の狛は狛犬の字だなぁ」と言われるシーンがありますね。
狛犬って本来は、社を守るために入り口に座っている犬ですが、猗窩座の意味は「居場所をなくして去勢された狛犬」なんじゃないかなと思います。
去勢の部分が、イメージするのは2通りあるんですけど、無残に頭をつぶされて手下になったことなのか、師匠や結婚するはずだった恋雪が死んでしまって、守るものが何もなくなったことを去勢と揶揄しているのか、悩むところです。
どっちにしてもなんか侮辱されてるような名前に思えてしまうんですけど・・・
猗窩座が繰り出す技とかは、すべて思い出が土台になっているわけで、師匠と恋雪との生活が狛治の中では唯一幸せだった時なんだなと思うとせつないですね。
最後に・・・
猗窩座は、杏寿郎を殺したにっくき鬼ではあるのですが、人間時代の狛治を知ると同情してしまう部分もあります。
最後は自滅して終わりますが、首を切られても死なないし途中から頭生えてきたときは「無敵!?」とびびりました。
人間の時の記憶を取り戻したおかげで、どうにか鬼殺隊が全滅せずに済みましたね。
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