冨岡義勇は常に羽織を着ており、模様が左右で違うことから伊之助には「半々羽織!」と呼ばれています。
実はこの「半々羽織」は、義勇の姉さんと、あの錆兎から受け継いだものだったのです!
今回はそれについてまとめていきます。
冨岡義勇について軽く紹介
冨岡義勇(とみおかぎゆう)は鬼滅隊員のなかでも指折りの力を持つ柱の一人、水の呼吸の使い手で水柱の鬼滅隊員です。
鱗滝さんを師に持つ、炭治郎からは兄弟子にあたる人物となります。
初登場となった第一話では、鬼になった禰豆子を躊躇なく切ろうとしたところから冷酷な人かと思われました。
しかし鱗滝さんの元へ紹介してくれたり、柱合会議の際には、もしも禰豆子が人を襲ったら鱗滝さんと共に腹を切ると宣言したり、炭治郎と禰豆子の命の恩人でもあります。
しかし、クールな面とは逆に、かわいい一面もあります。
胡蝶しのぶから「みんなに嫌われるんですよ」と言われた際には、「俺は嫌われてない」と断言して言い返しております。
嫌われてると思いたくないという意外な一面もあるんですね。
冨岡義勇と錆兎の関係は?
まず錆兎とは、炭治郎が鱗滝さんの元で修行中、最終試練で大きな岩を切る際に登場した少年です。
年は炭治郎と変わらないくらい。
実は錆兎の正体とは、冨岡義勇と共に修行し最終選別を受け、鱗滝に対して深い恨みを持つ鬼(通称:手鬼)に殺されてしまっていたのです。
共に、家族を鬼に殺され、天涯孤独の身で鱗滝さんのもとで修行をした二人は親友でした。
しかし、錆兎は最終選別の際、負傷した義勇を助け、そのほか多くの鬼を殺しましたが、その年の選別で唯一死んでしまったのが錆兎だったのです。
冨岡義勇を庇った姉
義勇は親友以外にも家族をも鬼に殺されておりました。
なんと義勇の姉は祝言をあげる前日に、義勇をかばって鬼に殺されてしまっていたのです。
義勇はかけがえのない二人を失った悲しみを背負い、鬼滅隊水柱として剣を振るっていたのでした。
冨岡義勇の羽織りは、二人を合わせたもの
そんな義勇の羽織が、半々で模様が違うのに疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
実は、半分は錆兎が着ていた亀甲柄、もう半分は姉・蔦子が着ていた紫色の羽織となっております。
あの羽織には、錆兎のことを忘れずに想いを受け継ぐという思いと、蔦子姉さんを忘れずに大切な人を守るという強い思いが込められているのではないでしょうか。
最後に、、、
冨岡義勇は過去に大切な、かけがえのない人を失うという経験を2度もしておりました。
そのために、第1話で炭治郎を厳しい言葉で叱咤しながらも、大事な人を守るために力を付けてほしいと思い、二人を助けたのかもしれませんね、、、
義勇についてもう少し知りたい、という方はこちらからどうぞ!
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